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陽の沈む夜に。

第7章 The Clone Wars.2




そして翌日。
一回では飽き足らず心行くまで愛し合ったエキドナらは、レックスからの通信の音で目を覚ました。

髪を乱れさせたままエキドナを映さないようにホログラムで会話するオビワンをみて、エキドナは昨夜の情事を思い出す。

エキドナとて、ジェダイであってもそういう行為に関しての知識は任務先やバーで聞くことがあった。
男性が独りよがりに快楽を求める場合がある話も。
エキドナにとって昨夜が人生初ではなく、前にも身体を重ねたことはあったが、彼は一度も独りよがりなことはしない。

大きな彼の身体と手が、エキドナをリードしては大事そうに包み込む。
エキドナが俗から聞く行為のイメージとはいい意味でかけ離れているのである。

身体を重ねるたびに彼への愛が高まるエキドナは、通信を終えたオビワンの背中へ抱き着いた。
嬉しそうにエキドナを撫でるオビワンは、また少しだけ欲を掻き立てる。
しかし、外の吹雪は止み、先ほどの通信で調査を再開する話をつけてしまった。その事情を察したエキドナは、身体を離すと、乱れた服をいつもと変わらないように整えた。

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