第6章 The Clone Wars.1
「そうとは知らなかったな。」
プロと笑いあったその時、エキドナのビーコンが鳴る。
「エキドナ、議員を救出したよ。」
「敵艦をよーく見ててください。」
「え?」
プロとエキドナは、コックピットの窓からマレボランスを見る。
すると、マレボランスは月に一直線に向かっていく。
そしてそのまま減速することなく、マレボランスは月に衝突する。
目の前で起きた衝突はそれはそれは、大きな爆発を起こしてエキドナらの目をしぼませた。
「あれにはお前が一枚嚙んでると見えるが?」
「作戦通りですよ、マスター。」
そんな彼らの会話とともに、巨大戦艦マレボランスとの一戦を勝利で収めた。