第1章 医務室にて。 ポピー ~恋の予感~ ★?
【Side1146番END】
なんかよくわかんないけど、嵐のように2人は去っていったなぁ...
とりあえず雑菌じゃなくてよかった。
できるだけもう怪我はしたくないもんね。まぁ今回で3回目なんだケドネ。ハハハ...
さて、装備整えに行かなくちゃな。
「とりあえず装備整えに行くか。」
「ん、そうだね。」
んん?心の中読まれた?
―数分後
「やっとそろったぁ!」
「よく似合っているな。なんか久しぶりで、その...新鮮だな。」
「うん、なんかちょっと違和感があるようでないようで。」
ドガーンッ!!!!!!!!!!!!
[うわぁぁぁぁっ‼]
[飛ばされるぅぅぅ]
[あぁ、神様仏様...]
「!!っ何?」
「切り傷か⁉」
「うわっ、飛ばされるぅ!!えっちょっ」
「危ないっ!」
とっさに私の手を掴む1146番。
必死で私を引っ張ってくれたおかげで、何とかなった。
「あっアレ(エルセレクチン)、忘れてた。ごめん。」
「いや良いんだ。ふぅ、とりあえず傷口に向かうか。呼ばれているようだしな。」
「そうだね。」
「もうー、医務室出たばっかりなのにひどい目にあったよ。雑菌め、今度会ったら覚えておきなさいよね。」
「ナイフを投げる腕は落ちていないようだったな。助かった。」
「ううん、全然! はぁ~、あっつい。」
「そうだな、恐らくもうすぐ夏が来るんだろう。」
「暑い時期かぁ。この服熱いんだよな。」
「まぁそうだな。そういえば水遊び、行かなくて良かったのか?」
「ん~まあね。1146番以外仕事終わりに遊びに行っちゃったけど、家帰って休みたくって。」