第1章 医務室にて。 ポピー ~恋の予感~ ★?
【Side1146番END】
なぜだか、「好きだ」と言われても嫌な感じはしなかった。
初めてのファーストキスをいきなり奪われてしまっても、ドキドキして...正直言って嬉しいくらいだった。昔から、もしかして私...
1146番は柄にもなく、目をそらして顔から耳まで真っ赤にさせている。
こちらをチラッとたまに見るけど、すぐにどこかへ目をそらしてしまう。ちょっと、可愛いな。
あっ、
フフフ...いい事考えた~っ!
「ねえ、1146番。」
「な、なんだ。」
「うーん、ちょっと耳貸して?」
「あ、あぁ」
ちょっといたずらしてみよっかな。
どんな反応をするだろう。