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白血球1146番とやっちゃいました。

第1章 医務室にて。 ポピー ~恋の予感~  ★?


【Side1146番】

やってしまったわけだが、2355番はいたって嫌な顔をするでもなく、黙り込むわけでもなくて、嬉しそうに微笑みながら普通にしている様子...に見える。
なぜだかわからなくて、何を思っているのかがわからなくて、ただただ目をそらして放心状態で立ち尽くしていると、
突然耳を貸してほしいと言われた。

かがんでみると、自分の耳に2355番のちっちゃくて形のいい唇が近づいてきて、反射的に目をつむった。

「私もだよっ」

確かにそう言っていた。
2355番に顔を向けると、また嬉しそうに微笑んだまま立っていて。
そんな彼女に、抱きつかずにはいられなかった。
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なぜなら、理性が崩壊しかけていたからだった。
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