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女神の劣情 ~不貞妻の誘惑~
第3章 覚悟
…これって、もしかして。
「…それじゃ、お言葉に甘えて」
恐る恐る玄関に入ると、脚で押さえていた扉は重い音を立てて自然に閉じた。
志保さん、これ、罠なんかじゃないですよね。
その表情…、おれのこと、本気で誘ってくれてますよね。
急にあたふたし始めた志保さんと目が合う。
志保さんはぱっと赤面して、慌てたように目を逸らした。
おれ、貴女のこと信じていいですか。
急に背中を向けて離れようとするのを見て、おれは咄嗟に志保さんの手首を掴んだ。
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