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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第4章 愛に似た《煉獄杏寿郎》
『…せんせい?』
俺の中でもぞっと動く彼女の耳は赤く染まっていて、涙も目に溜めている。
『そうか!なるほど!!君にはまいった!!降参だ!』
『…??それ、どういうことかわかりません…』
『君を振る理由が、見当たらない!!』
『へっ?!』
『俺は君のことを考えると胸が苦しい。
君にそばにいて欲しい。
君が大好きだ!』
そう叫ぶと、彼女はあのときのように、
ポロポロと大粒の涙を流した。
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