満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第43章 「そう言うことは早く言え!」※《宇髄天元》
「あぅ、っ、てんげ、しゃ…っ!、また、あぁっ…!」
びく、びく、と下半身が揺れる。
宇髄の膝に、尻ごと乗せられ開脚させられ、宇髄の舌と指で3回目の絶頂を迎えた。
もう泣いて喋れなくなってきて、ぼろぼろと涙で視界が見えない。
思い出したことは、宇髄はしっかりと…というよりしつこく前戯をする人だということで、波奈は軽く絶望する。
ようやく宇髄が覆い被さり、びしゃびしゃ濡れてるソコに陰茎がぐりぐりと入り込んでくる。
「い…っ!さける、さける…っ!」
「…さけねぇ、よ!」
全部入る頃には息はもう絶え絶えだった。
それでも宇髄の大きくて太いそれは出したり入れたりゆすってきて、勝手に甘ったるい声が出てしまっていた。
激しく打ち付けられたあと、ゆっくりとソレが引っこ抜かれ、ジンジンとする痛みのような熱さにぼんやりしていると、また宇髄はベッドサイドからコンドームの箱に手を伸ばしている。
「…もういっかい、」
「へっ…?!あっ…っ!」
次はうつ伏せにさせられて腰を上げられ、後ろからズズズ…っと熱い剛直が再び入ってくる。
ぱちゅ、ぱちゅ、と打ち付けられるたびに水音やら肌が擦れる音が響いていたたまれない。
思い出したように自身の快感が花開いていくのがわかる。
「あっ、あっ、…っ、て、げん、しゃ…っ!ぁあっ…」
ぼたぼたと涙はシーツに落ちて、支えていた腕が限界で上半身はくてんとベッドに沈んでしまった。それでも手首を取られ上に上げられ、小さく揺れる胸を掴まれた。快感が怖くて嫌だと顔を横に振っても許してはくれず、ますます激しく腰を打ちつけられる始末だった。
「あ、っ、イ、イく、てんげんさ、イっちゃ、あァっ…!」
「…ーーーっ」
意識が飛ぶほどで、ガクガクと震えながらベッドに沈む。パンっパンっとまた何度も強く擦られて宇髄も絶頂した。ぎゅうとまた覆い被さり抱きしめられた。
こんな、こんな重い愛、ある??
とヘロヘロの頭で考える。
すると今度は横向きに後ろから抱きしめられ、片足を上げられ、また熱いものが入り込もうとしていた。