満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第42章 Chocolate play ※《宇髄天元》
チョコと、いろんな体液でベタベタする。
そのまま眠ってしまいたかったのに、これじゃあ眠たくても寝れない。
「…シャワーいけるか」
とゆっくりと起こされ、抱えられながら浴室へ連れて行かれた。
椅子に座らされて、暖かいシャワーがかけられる。
チョコレートの油分がじんわりと身体から溶けて気持ちが良かった。
「…美味かったな。またやろーぜ」
「や、やら、やらない!」
「ふは、なんでだよ。気持ちよさそうだったじゃん」
ボディソープの泡を、お腹や胸に手で優しく撫でられた。不覚にも波奈はピクンと身体が反応してしまいカア、と赤くなってしまった。
そんなのはお構いなしで背中や脇や太ももに泡を滑らせていく。
疲労感で咎める気にもなれず好きにさせていたが、宇髄の手は波奈の付け根まで降りてくる。
「あ、…っ、うずいさん、そこは、自分で…っ!」
「遠慮すんなって」
「遠慮なんてしてない!」
「…あっそう」
あっさりと引き下がって宇髄も自分の身体を洗い出す。
波奈も身体を洗おうと、先ほどチョコレートを塗りつけられた自分のソコに手をやると、は、と気づいた。
お風呂は2人で入ったことはあるが、洗うのを見られるのは初めてだ。いつも一緒に入る時は波奈が身体を洗ってから湯船に浸かって、宇髄が入ってくると言うルールを波奈が決めたのだ。それはだって恥ずかしくて。
こんな流れで洗うのを見られるなんて。
チラリと宇髄を見るとこちらをジッと見つめてる。…そしてどこか楽しげだった。
「…見ないでくれますか」
「ち、バレたか。洗ってるところ見たかったのに」
怒気を含んで睨むとおかしそうに笑う。
そのあとどうにかこうにかして宇髄が頼み込んだので、波奈は真っ赤な顔で宇髄の前で身体を洗うことになるのだ。