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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第42章 Chocolate play ※《宇髄天元》








年下の恋人というのは、なんでも染まってしまってあぶなっかしい。

波奈はチョコレートをとっぷりつけた恋人の、えらく興奮し勃ち上がりきった陰茎を小さい口で苦しそうに咥え込んでいる。
ベッドの頭の壁に背を預けて、じっくりとその恋人の様子を上から見入る。
チョコレートを舐めるように、小さい舌をちょろちょろと動かしてくすぐったい。

「…うまいか」

俺のが美味いわけないのだが、こう聞いてしまうのは男のサガなのだろうか。
波奈の柔らかな髪を解かしながら聞くと

「…ん、っ、おい、ひい、でふ」
と口に咥えながら答えたので余計に興奮した。
ドク、と更に質量を増す陰茎に苦しそうに息をしている。

「…っ、んむ、っ…っう、」

髪を撫で付けながらさらに奥へ入りこむように後頭部を軽く押すと、苦しそうな吐息が漏れる。涙目の波奈を見下ろしながら、波奈の頭を軽く前後する。
奥に入るたびに苦しげな吐息を出す波奈に一層興奮してしまっていけない。
口の端から唾液がこぼれ落ち、必死に咥えこんで舌を動かされて気持ちが良かった。

そろそろ達しそうなところで波奈の口から離しすと、名残惜しそうにこちらを上目で見つめられた。

「…うずいさん…まだ、」
出てないのに?
とでも言いたげだったが、精液を口腔内に出すのは忍びない。そのままソレを握っている波奈の手を上から重ねて上下に動かした。

「ひゃ…っ」

動かすと、
波奈の先ほどの唾液で、ぐちゅぐちゅと音を立てた。
カア、と染まる真っ赤な顔がかわいい。
そのままじっと見つめ、たまらずに絶頂へと駆け上がり、びゅく、と白濁液が勢いよく飛び出す。

精液が重なり合う手に伝い熱い。

「う、わ…いっぱい…」
「…ん。いっぱいでたな」

どくどくと出る液体に目をまんまるくして驚いている波奈にくつくつと笑ってしまった。
べっとりついた精液をティッシュで拭いとってやると、

「…次は、口に出してくださいね」
と真っ赤な顔で消えるような小さい声で言うものだから面食らってしまった。
…こいつは、ほんとに。わかって言ってるのだろうか。これでも理性はちゃんと抑えているつもりだがそんなこと言うとほんとにやってしまうぞ。


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