第40章 もちつきぺったん※《宇髄天元》

耳元でこう喘がれたらくるな。
根本まで入り切ってない己のガッチガチに勃ち上がるソレがもどかしい。

置き去りにされていた波奈の胸の飾りを両手でキュウと摘み上げる。
それに反応した波奈が、ヒクヒクと宇髄のをきついぐらいに締め付けた。

「ん、あ、もぅ、っ、あ、イっ…、うず、しゃ、イく、っ、あァ…っっ！」

波奈は必死に腰を揺らせながら絶頂した。しがみつく腕に爪が食い込む。
まだ絶頂の波に揺られてふるふると震える波奈を覗き込んで、口を塞ぐように口吸いをした。



ズルズルと引っこ抜いて、宇髄に背中を向けるように波奈を布団に降ろしてやる。
未だ達せずにギンと上向く屹立が凶器のようだ。

「…あっ…ま、まって、うず、さん…っ」
「…」
「いっ、いった、ばっか、だからぁ…っ」
「……あぁ、」

震えながらこちらの様子をうかがい、波奈は涙目で訴えた。
達したばかりで、まだ下半身がぴくぴくと痙攣してるのを見るに、挿入しては可哀想だ。わかってる。

しかしこちらも限界で、こめかみから一筋汗が流れ、宇髄は額当てが煩わしくて外した。