満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第40章 もちつきぺったん※《宇髄天元》
「…うお、なん、っだこれ。になってるぞ」
「あ、っ、や、…っ」
にゅる、とした感触が指に伝い驚いた。
そのまま指を動かすとくちゅくちゅと水音がする。
いつもなら丁寧な前戯でようやく濡れてくるのに、今はしとどに濡らしている。
そのまま指の腹で手前の方を刺激すると、波奈はビクビクと反応して逃げを打った。
逃げないように腰に手を回して抑えつけてやると、縋るように腕を掴まれた。
「…んん…、あっ、…うじゅ、しゃあん…っ」
指をくちゅくちゅと動かしてじっくりと責めるようにする手マンに、波奈は素直に腰を振って感じ入っている。
口をぱくぱく開けて、足の指もきゅ、っとまるめて、身体を震わしている。絶頂が近づいているらしかった。
ぴたりと指の動きを辞めてやると、波奈は泣き出しそうな顔でこちらを見つめた。
「…は、物欲しそうな顔」
「…っ!い、いじわるしないでよぅ…っ」
中に入れたまま動かない指。波奈は腰を上げたり下げたりしてどうにかしようと必死だ。