満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第4章 愛に似た《煉獄杏寿郎》
『沢田少女?』
沢田は後ろを向いたまま動かない。
そして意を決したようにクル、と俺の方を向いた。
その顔は赤く蒸気している。
『先生!
ご迷惑かと十分に承知ですが、
わたしの人生できっと1番後悔するかと思うので
伝えるだけ伝えさせてください!
沢田少女は
先生のこと好きです!
大好きです!!』
彼女からの
衝撃的な告白だった。
『以上です…』
しゅわしゅわと、溶けるように赤くなる沢田。
『…っ』
俺はびっくりしすぎて、
彼女の言葉を何度も頭で考えた。
続く