満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第38章 血鬼術を解いてよ宇髄さん3※
波奈の尻のアザから、人の形をした黒い影のような鬼が出現した。
波奈の身体にばさりと布団をかけて、枕元の刀を握り首元に向かって刀を振り下ろす。
その光の速さの宇髄の攻撃により、黒い影の鬼が頭と身体がふたつに分かれて、ギィヤアアアと苦しそうなうめき声をあげてばらばらと消えていく。
『喰らいたかった。何回も何回も同衾をした、熟した女の身体をーー』
そう言い残して消えていく。
宇髄はハッハッ、と息を注ぎながらその場に腰を下ろす。
なんっだあれ。ただの熟女好きの鬼かよ。弱っちくて助かった。
こちとら下半身丸出しで刀を振っただなんて、今後しない経験だよ。
ふう、とため息をつきながらベルトを締める。
任務完了。波奈の血鬼術は無事に解かれた。はず。
ばさりと布団を捲って、波奈の身体にアザがないかゴロゴロ転がして確認する。
「わ、わ!なに、するんですか!」
「鬼の首は切ったけど、アザがないか確認中。はい、足開け」
「ひ、…っ」
足首を持ち上げて開脚させて、うち太ももからソコにむかってアザが無いか隈なく探す。
アザは無い、が、宇髄は波奈の中心部に釘付けになってしまった。
真っ赤に充血したソコからは、宇髄のものに違いない乳白色の精液が、とろりと滴り落ちている。
奥の奥に注いだが、降りてきたようだ。
ずくりとまた血液が下半身に集まるような感覚に陥る。
「う、うずいさあん…っ、」
はっとして波奈を見やると、真っ赤な顔で訴えるようにこちらを見つめている。
波奈の足首を持ち上げて開脚している状態に宇髄は気がつき、ぱっと足を離した。
「わりぃ。アザはないみたいだな」
「…すけべ」
慌てて足を閉じて真っ赤な顔で睨まれた。あーくそかわいいな。
「上官に対してなんだその口は」
「ひゃめへくらはい」
波奈のほっぺを引っ張りむにむにすると、予想外の柔らかさで驚いて何度もむにむにしてやった。