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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第37章 血鬼術を解いてよ宇髄さん2※


「も…、ほんと、許してください…
恥ずかしいので」

名前を呼ぶのにそんなに恥ずかしがるなんてな。
これからもっと恥ずかしいことをするんだぞと言いたくなる。

「しゃあねえな。ウズイさんで許してやるか」

そう言うと、波奈はほっとしたようだ。
うずいさん、うずいさん…、と何度も呟くように練習しているのを横目に、お猪口に口をつけて酒を啜った。




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