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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第37章 血鬼術を解いてよ宇髄さん2※





「……ん……っ、…も、…っゃ、…やだ、」

「やだじゃねーだろ」

気持ち良いだろう、そうとがめるように波奈の胸の先端を舌でつつく。白地の浴衣はぷっくりと桃色の乳頭を浮かび上がらせていて、宇髄の唾液によって濡れている。

波奈を自分の膝に乗せて、抵抗しないように手首をひとまとめにして片手で握り、波奈の胸をこれでもかと弄る。
浴衣越しのその愛撫は、物足りないのか身体をくねらしている。

2回目にしては順応がいいな。ツンと勃ち上がる硬くなった乳首を弾いてやると、ひんひんと喘いでいる。

「……も…っうずいさん…っ脱ぐ、脱ぎますからぁ…っ」

たまらなくなった波奈は震える手で帯に手をかける。

「まてまて、布団まで行くぞ」

そう声をかけて、波奈を横抱きにして立ち上がり、丁寧に敷かれている1組の布団の上にそっと下ろしてやった。
枕元の鎖で繋がれた2つの刀を確認し、波奈を見下ろす。
じわりと涙で膜を張る薄茶色の瞳はえらく綺麗だ。

帯に手をかけてほどき浴衣を剥ぐと、透き通る白い肌が視界に入る。身に待とうものは何もない身体に、思わず手のひらで撫で上げると、吸い付くような柔く若い肌に感心した。

「……ぅ、うずいさんも…っ脱いで……」

震える手で隊服の胸元のボタンを手にかける。
自分だけ全裸なのが恥ずかしいらしい。
脱いで、なんて大胆なことを言うのに驚いた。

いつ鬼が来るかわかんねえから脱げねー、と言うとハっとした波奈は押し黙る。どうやら諦めたらしい。

隊服を纏うのは、どうにかかき集めたかけらほどの理性で、鬼殺隊の柱として、上官として、血鬼術を解くためだ。
言い訳している時点でもうだめだろうけど。

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