満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第36章 血鬼術を解いてよ宇髄さん1※
思えば忍び時代は、恵まれた容姿と体格により、色恋の武器というものを持ち出しての任務は少なくはなかった。
そんなものは女のくノ一だけではない。
好きでもなんでもない女に媚び諂って、色目を使って、女を喜ばせる為にあれやこれやして抱く。愛のないその行為に、反吐が出そうだった。
よって人助けとはいえ、この愛のない真具合をしなければならない任務は少々気が引ける。
しかしまあ、始めてみれば相手は真っ白真っさらな、可愛いものだ。
嫌悪感は皆無でむしろ心の底から守ってやりたいと思う。
胸の刺激だけでは物足りなくなってきたのだろうか。
両方の内膝を擦るようにむずむずと足を動かしている。
そろそろか、と足先から脛、アザのある太もも、その付け根へ向かってゆっくり撫でると、ピキンと緊張が走ったのがわかった。
足を割り入れようとしても、ぐっと内に力が入っている。
「…力抜けよ」
「ん…っだってえ…っ」
「だってもクソもあるか。まだまだこっからだぞ」
「んっ、ひゃ、ああ?!」
「…ここ待っとけ」
足を開いて、内膝を抱えて待つように誘導さすも、ブルブルと顔を横に振られた。
されるがままもつまらないだろう?
口元を押さえつける波奈の手を取り、内膝を抱えるようにする。
「…っは、はず、かしいです…っ!」
そのまま外側へと押さえつければ、波奈は真っ赤な顔で涙目で耐えている。
恥ずかしいらしい見せつけるような波奈の卑猥な格好に背筋がゾクっとした。自分はなんて悪い大人で上官なんだろう。
初めてのくせにトロトロと愛液が滴り落ちているのを確認してほっとする。まだ生え揃わない茂みに手をかけて、蜜壺の中に指を入れた。波奈はビクッと怖がる様子でギュウと目を瞑ってる。
「…せっまいな、入んのかこれ」
中指でグイっと中へ侵入さすと、キュウキュウと締め付けてくる。
濡れているから滑りはいいが、時間がかかりそうだ。
「…っんあぁ、っ!」
反対の指で愛液を掬い取り陰核を挟んで擦るようにすると、波奈は甲高い声を上げて背中が仰け反った。
「…ここ、気持ち良いだろう」
ヒクヒクと収縮している、真っ赤な赤い果物のようなそれに、集中的にさすってやると、ひんひんと泣き出した。
じゅわ、とどんどん液が出てくる。