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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第34章 くらし、始まる※《宇髄天元》
「ご、ごめんなさい……?」
「今日の夜は、ちゃあんとするぞ」
「す、する?!…ってな、なにを」
「何ってお前。同衾」
「どっ…っ」
あわわ。波奈は口を押さえ込んだ。
「準備しとけよ」
そう涼しげに言いながら、宇髄は台所を後にする。
波奈はまだ顔が赤いのがさめず、呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
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