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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第4章 愛に似た《煉獄杏寿郎》





「卒業してから2年かー。早いねー」

「で、沢田!男はできたのか?!」

「え、!」


ゴクン、と生ビールを飲み、目を丸くした彼女は、宇髄の質問にカーッと顔が赤くなった。

「お?その反応は??」

身を乗り出して彼女をからかうように聞き出す。

「そう!沢田さんついに!」
そうなの!なんだか嬉しいわ!」

胡蝶がパチ、と手を叩いて喜んだ。

「で?どんなやつなんだよお前の相手はァ」

「クズ野郎だったら許さねーぞ」

「いえ、もう、それは、いたって、ふつうの方です…」

彼女は赤くなり、俯きながら答えた。

学生時代も彼女の雰囲気は変わらず、控えめな印象を受けた。しかし、大学生になって高校のときよりも大人っぽくなっている。ような気がする。


彼女には、今、彼氏がいる…


ごく、と俺は残りのビールを飲み干した。


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