満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第28章 望みとあれば※【宇髄天元】
「なあ、いつもよりすげーんだけど。ここ」
ぐちゅぐちゅ!とわざと掻き回してその水音を聞かせてやる。
「やあっ…っ」
「縛られて昂奮した?」
「ち、ちが、!…あ、あっ!」
「うそつけ」
必死に否定する波奈を、まるで問い詰めるかのように、わざとまた愛液を掻き回してグチュっクチュっと響かせる。
「あーーーっ…っ!もぅ…っ!うずいしゃん!、!あっあっ…!」
びくびく!と身体を揺らせて、息をうぐ…っ詰まらせた。
波奈は絶頂し、快感の波に飲み込まれ、
はーーっ♡はーーっ♡と必死に酸素を取り込む。
ギリギリ…と縛られた帯が動いた。
「イ、イっちゃったあ…っ!うずいさん…っ!」
「イっちゃったな」
まだ余韻に浸る波奈は、時折ひく、ひく、と身体を揺らせている。全身真っ赤だ。
波奈の快感が落ち着くまで、じっくりと波奈を見やる。
涙が溢れ出る波奈は、とてつもなく可愛い。
「……て」
「あ?」
「ほ、ほどいて…?」
もうほどいて、と波奈が縛られた両手を差し出す。
ぐすっと泣きながら懇願する波奈の頭を、目を細めて優しく笑いながら宇髄は撫でた。
「波奈、もうちょっと頑張れるか?」
「えっ、う、うずいさん…っや、やら、っ!」
宇髄は波奈の足首を持ち上げて、宇髄の肩に足を置いた。
上背がある宇髄の上半身に足が抱えられた波奈は、必死に抵抗する。
「この体制やだって、何回もっ…」
と嗚咽を漏らしながら抵抗するが、身体は両手を拘束されている上に宇髄に押さえつけられてびくともしない。
「この体制、いやだよなあ。恥ずかしいなあ?」
「あ、あっ!」
宇髄は、己の欲望の証を、波奈の中心に当てがい、擦り付ける。波奈のイったばかりの愛液にまみれたそこは、ぬちゅぬちゅと音を立てている。
波奈はその宇髄のソレにより得られる快感を思い出して、びく、と反応する。
「あぁあ…っ!も、う、うずいさんっ…」
「んー?」
早く次の行動が欲しくて、勝手に波奈の腰は動く。
その波奈を見てクっと宇髄は笑った。