第3章 嫉妬の先に※《煉獄杏寿郎》

ちゅ、ちゅぱ、
と舌を動かす音を出しながら、波奈は陰茎を舐めとる。
こんな行為をするなんて…と自分が信じられない。恥ずかしい。とても恥ずかしいが、それ以上に杏寿郎にはどうしても満足して欲しいのだった。


舌を動かすたびに、
びく、と反応するソコは熱く、さきっぽの方からトロっと透明の液体が出ている。
舐めると少し塩っぱい。

陰茎を舐めながらチラリと杏寿郎を見ると…

顔が赤く火照っていて、ハアハアと息を切らして、時々小さな声が漏れている。
波奈はその声を聞き漏らさない様に、杏寿郎が反応したところを、何度も何度も同じよう舐めとると、またピクピクと反応し、杏寿郎のソコはこれでもかというほど硬く大きくなるのだ。

杏寿郎さん、ここが好きなのかな？
と、陰茎の裏筋を下から上へ舌をジュル、と舐めると、

「…っんう、」
と苦しそうな声を出した。

なんだか、杏寿郎さん、すごく可愛い……

照れてる杏寿郎さんは新鮮で、
好きな人には意地悪をしたくなる気持ちがなんとなくわかってしまったような…

波奈は杏寿郎の好きそうなところを何度も刺激し続けた。


「…ふ、、波奈…」

「ん、ひゃい、杏寿郎しゃん…」

「もうダ、ダメそうだ…から、！」

「ん、しょのまま、どうぞ…」

ビクビクと震え出した杏寿郎は、波奈の頭を持ち、刺激をやめさそうとするのだが、波奈の口は離してはくれない。
それよりもより激しく舌を動かしてくるのだ。

「う、あ、も…っ」

杏寿郎は、我慢の限界が近づき、ビクンと脈打ち、波奈の口内へ熱く大量の精子をドクドクと注いでしまった。