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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第25章 前世から※【宇髄天元】
波奈のいないリビングはシンと静かだ。
ある考えが頭をよぎり、スマホを取り出して、連絡先をタップしてその名前を探した。
その名前を見つけ、通話ボタンを押そうかと一瞬迷う。
ふと床を見ると、ピンクの紙袋が転がっている。
波奈か出て行く時に投げつけられたそれは見覚えがない。
おもむろにそれを取り、中身を見て、驚愕してしまった。
へなへなと腰が抜けるようにそこへ座り込み、頭を抱えた。
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