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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第1章 おかえりなさい※《煉獄杏寿郎》



「波奈!」

「はい、杏寿郎さん」

ぎゅ…!っと一段と杏寿郎の腕と手が波奈の細い身体を強く抱きしめる。
く、くるしいです、杏寿郎さん、と声をかけようとしたら

「申し訳ないが今しがたものすごく君を抱きたくて仕方がない!」

と杏寿郎が意を決したように告げた。

「えっ…!?あ、う、」

いきなりの告白に、頭が追いつかずクラりとした。
その意味を理解するまでに時間がかかったが、すぐに首まで真っ赤にしてしまった。

「どうしたものか、鬼の血気術であるのか、
俺の下半身がどうにも鬼を切ってから収まらない!!
君に触れてしまうともう爆発しそうなのだ!
そして君に構う余裕はなくいっぱいいっぱいなのだ!
もしかしたら君を傷つけてしまうかもしれん!」

杏寿郎の告白は続いた。
かはんしん、ばくはつ、
と単語をひとつひとつ追って頭で理解をたどる波奈。
杏寿郎はというと、すべてを告白した後、これはまた一層波奈を抱きしめた。

「…!」

杏寿郎のうち太ももが波奈の太ももにぐり、と当たり、
杏寿郎の下半身は着物を着ていてもわかるぐらい大きく膨れ上がっていた。
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