満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第25章 前世から※【宇髄天元】
「…波奈、久しぶりだからか?これは」
「んあっ…ふ、っ、う、っ」
ぐちゅぐちゅっ!という水音がいたたまれない。
思わず逃げ越しになる腰を、宇髄さんは片手で抑えつけ、もう片方の手は波奈の中心部を解すように動かした。そのたびに水音が鼓膜をも刺激する。
一本だった指が、二本に増えたことによって微かな痛みを感じるが、我慢できないほどではない。
初めは指一本ですら痛かったし、あまり濡れなかったのに、今ではここまで成長した。
波奈は久しぶりの宇髄さんとの触れ合いに、期待がとまらない。今日こそ、宇髄さんとひとつになりたい…!
波奈の勉学の邪魔になってはいけない、と宇髄さんが気遣ってか、夜の触れ合いは遠のいていた。
が、ようやく前期の試験が終了した今日の夜、
お風呂上がりの宇髄さんに、勇気を出して
今日の夜はもう勉強しなくていいんです、宇髄さん…
と手を触れると、そのまま寝室に連れられベッドに押し倒された。