満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第3章 嫉妬の先に※《煉獄杏寿郎》
「波奈、湯浴みは済んだか?」
夕食と最後の湯浴みを済ませた波奈が部屋に入ると、杏寿郎は机で本を読んでいた。
波奈が部屋に入るとパタンとその本を閉じて、波奈を見つめた。
こくんと頷くと、
「こっちへおいで」
杏寿郎はぽんぽんと布団を軽く叩いた。
そこへちょこんと波奈座ると、杏寿郎が波奈の髪を優しく撫で、その手が波奈の顎を掴み、ゆっくり自身の唇と波奈の唇を重ねた。
「ん、杏寿郎さん、待って…」
杏寿郎はちゅ、ちゅ、と音をだして何度も口付けを交わす。
「杏寿郎さ、まって…。んんっ」
小さな波奈の口に舌を侵入させ、口内を侵食する。杏寿郎の舌は波奈の舌を絡め取る。
「もっ…!まっ…てくだ、!」
杏寿郎は波奈の後頭部を抑え、波奈が抵抗できないようにした。
口付けを続けながら、杏寿郎の手はスルスルと波奈の胸元を開けた。
「ちょ…っ!待ってくださいって!!!」