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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第23章 おとなの…×××※【宇髄天元】



助手席に座る波奈は、とても楽しかったようで、結婚式の二次会のゲームや出し物についてキャイキャイ楽しそうに話す。
その話にふんふん、と相槌を打つ。
少しお酒入ってんのか?顔が赤く染まっていて、いつもより饒舌で、テンションが高い彼女であった。

「そーんな楽しかったんだ」
「すっごく!でね、先輩と新郎の人との出会いはね…」

21歳になる大学生の波奈は、結婚式の出席(二次会からだが)というのは初めてなことで、興奮気味に話す。

それはそうだろうな、と思う。思い合う男女が、一生添い遂げるという誓いの元の、幸せな結婚のパーティーに立ち会うのだ。
かく言う俺も、初めての友人の結婚式に参列した時はものすごく感動して柄にもなくうるりときたのを思い出した。

ま、何度も何度も結婚式に立ち会っていれば、そんな感動も最初だけ、結婚式や二次会の流れは大体理解できて感動も薄くなるのが悲しいが現実だ。大人になると言うことは。


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