第22章 青い春の彼女※【宇髄天元】

波奈のお腹に手を入れ、体操服をグインと捲り上げる。
しっとりと汗をかいた波奈の白い肌が露わになった。

と、じわりと背徳感が襲ってくる。
体操服姿の、女子高生の波奈が、捲り上げられて胸を露わにしている。

波奈は小さくやだ…っと言いながら、弱々しく俺の腕に抵抗する。非力すぎて意味ないけど。

体操服の下に隠していた秘密の場所。胸を覆う白いレースのブラジャーが可愛くて、谷間に汗が滴り落ちていて、それだけでもう目眩を起こしそうなほど情欲は一気に駆け上がる。

じわっと汗をかく。血管が額に浮き出るように昂奮した。
高校生の波奈を抱く、何度も妄想した風景が、目の前の現実となっている。

背中に手を滑らせてブラジャーのホックを外すと、ブラジャーは波奈の胸を解放させた。そのままブラジャーの肩紐を、肩から体操服の袖の下を伝い外させる。剥ぎ取った白レースのブラジャーは、ストンとソファーの下に落ちた。

胸を隠すものはなくなり、それを良いことに宇髄の大きく骨張った手がまた波奈の胸を弄る。

「…っ、ん…っ、！」

ぷっくりと膨れ上がったピンク色の胸の頂を、親指で捏ねるように弄られた。

「波奈、これ待っとけ」

「…っ、ゃ、やだあっ…っ」

「ちゃんと見えねーだろーが」

ずり落ちてくる体操服を持てと言われ、ふるふると横に首を振るが、無理やりにそれを持たされた。

「ん、良い子」

「…っせんせえっ…っ恥ずかしいよ…」

「恥ずかしくしてんの」

体操服を捲り上げるのを支えるように、胸の上で体操服を持たされる。
まるで宇髄に胸を見せつけるかのような、そんな恥ずかしい格好に、波奈は首まで顔を赤くさせた。
しかも思わず先生と呼んでしまった。

「ふ、あっ、…っ、んんっ…！」

じゅる、と胸元を吸われ、乳首をチロチロと舌が這う。
乳輪を撫で回すように舌でつついて、吸い尽くされる。
反対の胸は手でクリクリと乳首を刺激された。

ハーー、ハーーっ、と、息遣いは激しくなってくる。
もうそれだけで、気をやりそうで、うち膝をもじもじと擦り付けてしまう。

胸だけで、こんな。
まだ下を触ってないのに。
じわじわと襲う、快感の波に、ヒクヒクと波奈の中心が疼くのを感じた。