満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第20章 宇髄先生とわたし ー告白と相思ー後編
画面上にはメッセージアプリLINEの新規おともだちに、
『宇髄』が入っていた。
「えへへへへ…嬉しいです先生!ありがとうございます!」
宇髄先生のアイコンはムキムキねずみだ。可愛いっ!!
それからニマニマとそのLINE画面を眺めながら、ゆっくりと出された飲み物を飲んだ。
「んじゃ、1人で帰れるな?ガキじゃねんだから」
「大丈夫だと思います。先生さようなら」
「はいさよーなら」
ガキと言ったりガキじゃないと言ったり、大人というのは都合が良いなー。とぼんやり思いながら、波奈は宇髄先生のマンションを後にした。