満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第17章 おかおをみせて※《宇髄天元》
「…っん、…っ、…っ」
気持ちよくてふる.…と身体を震わす。
快感の波が押し寄せてきて、頭が蕩けてきそうだ。
恥ずかしくてゆっくりしか出来なかった上下の律動も、我慢ができず速度を本能のまま勝手に動かしてしまう。
でも宇髄さんはやっぱりじっと見つめてくるので、波奈は顔を下に向けて、なるべく宇髄さんに見られないように動かす。
「顔見せろって」
「あっ…やだあっ…」
顎を掴まれ無理やりに目を合わせられた。
「お前の気をやる顔を見たいんだよ」
おかしい。絶対おかしい。
それはそもそもわたしの台詞で、結局はこうなってしまう。
波奈は真っ赤な顔で、涙もポロポロ出る。
「ほら、動き止まってんぞ」
「ひあっ、やだっ、まって…っ」
「待たない」
下から宇髄さんにグッと突き上げられた。
ビクッと反応してしまう。
「…んっ…あっ…っうず、…っ、まってえ…っ」
「お前もしっかり動かせよ」
まって、と何回も抗議するのに、下から突き上げることを辞めてはくれない。動かすことを波奈は完全に止まってしまい、されるがままになっている。
「かーわい」
「やだ、っ…みないでっ…」
奥まで突き上げられて、波奈のソコはキュンキュン締まってしまうし、さらに宇髄が両手を波奈の胸の頂点をくりくりと刺激する。
「ん、っそこやだっ、あっ、やだっ…っ」
「やだ?ここがきもちいーくせに」
「まって、いっかいまって、あっあっ!」
強烈な締め付けと、波奈の叫びにも似た喘ぎ声。
下半身をびくびくと痙攣させ、波奈は絶頂した。
クタ…っと波奈は全身を宇髄に預け、ハアハアと息をする。
「ふ…っはっや」
2回目の絶頂。宇髄は波奈の気をやる顔を見て大変満足そうに笑う。早いと笑われた。
「う、宇髄さんが悪い…っ」
「わりー、かわいくて、つい」
ちゅっと謝罪代わりに口付けされた。