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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第17章 おかおをみせて※《宇髄天元》



「んんんっ…はいっちゃったあ…っ」

奥まで宇髄さんのを沈めると、気持ち良さでくらくらしてしまう。波奈は宇髄の首に腕を絡ませてしがみついた。

「よしよし、動けるか?」

「…っひぅ…うごけないぃ…」

「そこはがんばれよ」

宇髄は優しく波奈の髪を溶かすように撫でた。
まるで子どもをあやすようなその手つきで、波奈は胸がきゅんとしてしまう。

「全部するんじゃねーの?」

ん?と綺麗な朱色の目が波奈を見つめる。
波奈は宇髄に身体を預けていたが、そっと起こされる。

「波奈?」

「…う、うまくできないかもしれません…」

「いーよ」

波奈はおずおずと、また宇髄の肩に手を置いて、
ゆっくりと視線を下に下ろした。
結合部が目に入り、カっと顔を赤らめてしまう。
恥ずかしくて死にそうだけど、自分で全て任せてと言ってしまったし。

波奈はゆっくりと身体を上下させた。

「…っ…」

クチュ…と卑猥な音が聞こえる。
上下にゆっくりと動かすと奥に当たるところが気持ちいい。
自分の匙加減で気持ちよくなれるのは、少し不思議な感覚だ。
でも、すぐに物足りない心地になり、その律動を少し早める。

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