• テキストサイズ

満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第17章 おかおをみせて※《宇髄天元》



「…おい波奈、その言葉しっかり最後まで覚えとけよ」

「…へ?ーーーきゃっ…!」

波奈は身体が反転したのを感じ驚き声を上げる。
トンっと頭が布団に降ろされたと思ったら、手首は押さえつけられていて動けない。

「えっ…?!え、うずいさん、?」

あれ?縛られていた縄…、
チラッと横を見るとブチっと引きちぎられた縄が転がっている。
ひえっと怖気付いた。いとも簡単に引きちぎられた。
実は縛られていたのっていつでも解けた?楽しんでいた?怖い…!
柱怖い…!

宇髄を見上げると、耳を責められて少し赤らんだ顔がじっと波奈を見据えている。美しい朱色の瞳は、ギラギラと獲物を捕らえたように熱がこもっていた。

「お前俺の顔見たいっつったなあ。ーーーこのまま顔見ながらいっぱいしような!」

笑いを含むその悪魔の提案により、先程の調子に乗ってしまった自分を思いっきり呪ってしまった。

/ 818ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp