• テキストサイズ

満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第17章 おかおをみせて※《宇髄天元》



「…っは、…ふ、…うっ」

絡めた舌は心地よくて、波奈は簡単に脳がとろけていく。
手を出さないでと言ったのに、宇髄はすぐにそれを破り、波奈の小さな舌を絡めた。もっと、もっとと求めるように。

離れた舌と舌は、タラっと透明の液が紡いだ。

波奈は、ハアハアと息を整える。
口付けだけでお腹の下あたりがキュンとする。
気持ちいい…

「ーーーで?次は何してくれんの?」

口付けの余韻に浸っていたら、宇髄さんがそれはそれは面白そうに言った。
次?え?つぎ…
波奈はプシュっとまた赤くなった。

でも。宇髄さんだってきっと気持ちいいはずだ。
だって宇髄さんの中心部は膨れ上がって寝巻きが大きく上に上がっているし、波奈の太ももをツンツンと当たっている…というか当ててきている。

下に目線をおろすと、宇髄さんのソレが目に入って、
アレをああやって、あぁやって、そうやって…!
2週間あれこれ悩んで考えてきたことがぐるぐると頭を駆け巡り、目眩がしそうだ。というか、めまいをして目がぐるぐるなる。

「ううううずいさん…」

「落ち着け」

「う、う、うずいさんのナスビをですね?」

「は?ナスビ?」

「秋茄子は嫁に食わすなと言いますが…」

「おいなに言ってんだ」

「失礼します!!」

意を決して着流しの帯に手をかける。うわ、手が震える。
しゅるんと解けた紐、するっと着流しは崩れる。
胸元が自然に視界に入ってきて、その筋肉美にビクッと今更なっちゃって、慌てて目を逸らすんだけど、さらにその視界には宇髄さんの褌姿が目に入る。
でもここまできたからやるしかない…
震える手は褌の帯に、手をかけた。

「おーい、無理しなくていいぞ」

頭上から割とちょっと心配そうに宇髄が声をかける。
いつだって優しい、でも。

「れ、練習したんです…」

「練習?!」

は?!と宇髄は動揺して言った。


/ 818ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp