満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第17章 おかおをみせて※《宇髄天元》
イったばかりの波奈は、ガクガクと全身が震えているのに、宇髄は律動を止めようとしない。それどころかますます激しく奥を突く。
ひどい、ひどすぎる…っ
「うじゅ、さっ…あ、もう…っや…っっ」
宇髄は波奈の手首をガシッと掴み、グインと上半身を強制的に挙げられた。それによりズンズンと大きく突けばより奥へと、熱い宇髄の陰茎は波奈を刺激する。
抵抗するにもどうすることもできず、されるがままで力なく喘ぐしかなくなる。
「も、やだ、やあっ…あっあぁ……っっ」
ふるっとまた身体を震わせて、ぷしゃりと潮を吹いてしまう。
恥ずかしい、恥ずかしい、見ないで、。そんな声ももう出ない。
ただ涙だけがほろほろと出て、ぐすんぐすんと泣き嗚咽が出た。
ジョロ…と潮は波奈の太ももを伝って布団を濡らしていく。
ただ、そんな波奈を見てますます昂奮するのか、宇髄はハア…っと艶っぽい吐息を吐いたあと、また激しく波奈を突く。
「ーーー波奈、もう限界?」
と聞かれて、こくこく、と力弱く頷いてしまった。
ーーーあぁ、また、このまま気を失ってしまう。
今日はこのあと、宇髄さんは真夜中の付近の巡回。
見送りたかったな。
不甲斐ない自分の身体に腹立たしい気持ちになるが、
意識は遠くへ放たれていった。