満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第17章 おかおをみせて※《宇髄天元》
「…っ…うず、さ…っ」
「ーーそろそろ入れるぞ」
波奈はポスンと布団へ顔が沈む。
ふる…っと波奈の身体が震えた。
この体勢は…。
(また、後ろから…っ)
波奈は一瞬、ズキンと胸が痛んだ。
しかし宇髄は波奈の腰を持ち上げて、波奈のイったばかりの敏感になっているソコに指をまたクチュンと添わせば、波奈は脳内がくらくらと蕩けた。
「…っはう…っ」
宇髄の着物の帯をシュルっと外す音が聞こえる。
それだけの音で、波奈は昂奮と期待で胸がいっぱいになり、挿入もまだなのにヒクヒクと1人でにソコが疼く。
「んぁあっ…」
ぬるぬるに解した波奈のそこは、ヌルンと何の抵抗もなく簡単に宇髄の固く太く大きなソレを受け入れる。
「あ、…っっ」
欲しかった奥まで、熱い宇髄のそれが、奥へググっと押し込まれれば、もうそれだけで果てそうだった。波奈はギュッと我慢して、身体を震わす。
まって、はやく、動かないで、まって、動いて…っ
どうしようもない行き場のない激しい快感の波が押し寄せる。
ヒクヒクと勝手にそこが動いてしまう。
「…は、きっついな…」
ため息のような宇髄の甘ったるい声が、耳の後ろから降り注がれ、もう波奈はそれだけでビクビクと昂奮してしまう。
「…っん、あ…っあ、あう、んっ、…は、」
宇髄は波奈の腰をグッと持ち、ズンズンと律動を開始すれば、波奈はもう何も考えられない。
結合部はもうパチュんパチュんと波奈の愛液が擦り合う音が漏れてるし、ダラダラと愛液が垂れ流している。
良いところをわざと擦られ、奥へ突かれ、
愛おしい恋人の、興奮したような吐息が耳元で聴こえれば、
波奈は早くもまた絶頂へと駆け上がってしまう。
「あっ、…はっ、…はうっ…んあ…っ」
ペタッと上半身は布団へ倒れ、力なく喘ぐ。
激しい快感が怖いのか、繋がる宇髄との幸福感で満たされるのか、なぜか波奈はぼろぼろと涙は止まらない。
「あっ…も、…っだめ…っだめっ…イ、あ、イく、っ…っ」
ビクンと身体を震わせて、絶頂へとのぼっていった。
ーーーのに、
「…っうああっ…っも、っ…イっ、イったか、らあっ!」