満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第15章 合間のいたずら※《宇髄天元》
「おいそこ!休んでんじゃねーよ」
宇髄が一隊士に向かって、竹刀で隊士の身体をつつく。
隊士はぐったりと意識が朦朧としている。
波奈は慌てて隊士に駆け寄った。
顔面蒼白、脈はあるが意識は低下。
どこか休めるところへ運ばなくては。
と宇髄をチラッと見る。
宇髄はハーーとため息をついた。
そのあと宇髄は波奈の肩をポンとたたいた。
わりーね。運んでやって
と波奈には聞こえて、こくっと頷いた。
隠しの方がとんできて、隊士を担架にのせ、病室へ運んだ。