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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第14章 天元様は呼ばれたい※《宇髄天元》



宇髄と婚姻関係になったのは、少し前のこと。

『蝶屋敷に音柱の妾がいる』と、なんとも不快な噂を聞いた。
波奈は妾じゃねーー!と否定したくても、
他人から見るとやはりそういう関係に見えるのだろう。
何度も何度も波奈に妻になれとせまっても、波奈はいっこうにうなずかない。
痺れを切らした俺は、3人の妻に協力してもらい、もう無理やりに婚姻関係を迫った。

『こ、これはなん…っ』

『おー!いいねー!』

『波奈ちゃん可愛い!』須磨
『波奈ちゃん、綺麗ね!』雛鶴
『さすが天元様の妻!』まきを

妻3人に、無理やりに白無垢姿を着せられ、顔にうっすら化粧を施した綺麗な波奈。
まだ波奈は何が起こってるのか理解不能な顔をしていたが

『嫁にこい、波奈』と真っ直ぐ波奈を見据えると、波奈はポロっと涙を流してこくこく頷いた。

とまあ、派手な演出で派手に無理やりではあったが、
波奈の顔と、波奈から聴こえてくる音は、とても幸せそうだった、と思う。

週末や蝶屋敷が落ち着いている時は、ここ宇髄邸で生活を送るというのに落ち着いたのだった。

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