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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第13章 幼い恋心《宇髄天元》
「いえあのっ…これは今のわたしが書いたんじゃなくて!」
赤くなり座り込んだ宇髄を見て、波奈も動揺してあわあわと答える。
「お前が書いたんじゃない?」
「あ、わたしが書きました」
「どっちだよ!」
宇髄はガクンと頭を下げる。
「いや、あの、これは…13のときのわたしが書いた文です…」
宇髄はピタッとまた固まった。
波奈はもう真っ赤な顔で項垂れるように、両手で顔を覆った。
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