• テキストサイズ

満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第13章 幼い恋心《宇髄天元》



「か、返してください!」

「誰から貰ったか言え」

宇髄は恋文を波奈の頭上にひらひらとさす。

「いっいやです…っ!返してください!」

波奈はぴょんぴょんと飛んで文を奪おうと試みるが、
全く歯が立たない。

「…」 

なぜ涙目。
宇髄は真っ赤になって泣きそうな波奈を見た。

「そんなにこの恋文が嬉しかったのかよ」

「違うっ…」

「誰からだ?」

「……」

ギュッと口を結び、耳まで真っ赤にさせてる波奈。
その顔を見ると、さらに怒りがふつふつと沸いてくる。



/ 818ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp