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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第12章 残りの香り《宇髄天元》
「竈門…お前はもう何も喋るな…!」
宇髄は炭治郎の口を抑えにかかるが、
時すでに遅し、である。
えっえっ?!どういうこと??
波奈ちゃんと、宇髄さん???え??
キャーーー
と何も知らない甘露寺蜜璃は心の中で大興奮である。
…仲良きことはいいことだ。うむ!
と煉獄杏寿郎は、だいたいの経緯を宇髄から聞いていたため、
驚く様子はない。
波奈は、もう真っ赤な顔で俯いてしまった。
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