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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第12章 残りの香り《宇髄天元》
炭治郎は鼻が効く。
嘘をつけない相手としては、宇髄さんと一緒だな、と思う。
あれ…この香り…
炭治郎は波奈から香ってくるある人の香りに微かに気づく。
しかし、その香りに確信が持てずに心の中に仕舞い込んだ。
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