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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第10章 ふたりの朝日※《宇髄天元》



時間が経つのは早いもので
恋仲になってから、季節はいつのまにか変わっていき、
もう半年ほど経つ。

がしかし、宇髄は鬼殺隊柱であり、任務があれば大体10日から1ヶ月は会えない。任務から帰ってきても、柱合会議、報告、付近の巡回、そして合間に鍛錬、鍛錬、たまに指導と。
宇髄と会ってもなかなかまとまった時間などは取れない。
波奈も波奈でこの蝶屋敷にて奉公したり怪我や病気の隊士たちの管理などといつも忙しい。



「これ逃すと、次いつ会えるかわかんねーから…」


少し寂しそうに、宇髄はつぶやいた。

そうだ、次いつ任務が伝令されるかわからない。

波奈もそれは十分にわかる。

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