• テキストサイズ

満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第9章 雨音と君の音《宇髄天元》



雨の音に混じって、波奈から嬉しさの音が小さく聴こえてくる。
嬉しさと、緊張と、愛しく思う音。
波奈から聴こえてくる音は小さいが、ずっと聴いていたくなるような音。

「俺に会えて良かったなあ波奈?」

ククっと揶揄うように笑いかけると、

「き、きかないでください!」

と波奈は真っ赤になって、風呂敷で顔を覆った。
波奈から聴こえてくる音は、いつも俺のことを想う気持ちで、ついつい耳を澄ましてしまう。そして調子に乗ってしまう。



/ 776ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp