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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第8章 小さな箱の中で《宇髄天元》



おそらく夜の寝巻きだろう。
股を開くようにして座っているため、
着物がめくり上がってしまい、白く細い太ももは露わになっている。

「ご、ごめんなさい、このような格好で」

「いや、いい」

慌ててその太ももから目を逸らす。
女に関しては耐性がある宇髄であるが、なぜか胸がギュッと締め付けられた。

出会った頃のまま、小さい女の子のような気がしていたが、波奈はもう15で、当たり前だが出会った頃から比べるとだいぶ大人びたようである。

ハア、と息遣いが近くで感じる。
薄い寝巻きは波奈の華奢な身体のラインがわかる。
首筋から胸にかけては白い肌から青白い血管が透き通っている。
15歳の発展途上の胸は、着物がほどけると簡単に見えてしまいそうだ。


やば、勃つ

宇髄は股間にジュっと熱が集まるのを感じた。

全集中 全集中 全集中

宇髄は目を閉じてただただ時間が過ぎるのを待つ。
朝はまだ明けないのだろうか。

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