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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第7章 しんぱいごと※《煉獄杏寿郎》



ギシ、と波奈の部屋のベッドが軋む音がする。

「ちょ、っと、!待ってください…っ!」

波奈は顔を赤くして、覆い被さる杏寿郎に、必死に抵抗を示した。
が、杏寿郎はそれを無視して波奈のシャツのボタンをプチプチと外しにかかる。

「杏寿郎さんっ…っここっ!壁薄いんですよ?!」

波奈は慌ててはだけるシャツを直すように胸を隠した。

「それは充分承知だが?」

「ーーーけど、っ!」

杏寿郎は人差し指を波奈の唇に押し当てた。

「君が声を我慢すればいいだけのことだ」

「えっ…」

「それにーーー今、君に拒否権はないだろう?」


「それは…っ」

ほら、手をどけて、
と杏寿郎は波奈の手首を押さえつけ、両方の手首をひとまとめにされて、頭上へと押し当てられた。
身動きできない波奈は、杏寿郎に従うほかなかった。




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