満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第7章 しんぱいごと※《煉獄杏寿郎》
波奈はベッドに正座して、ゆっくりと弁明した。
杏寿郎は笑顔で仁王立ちし、腕組みをしている。
「あ、あのね?女子会だったのは本当なの。
サークルの女子4人と楽しくご飯を食べてたら、
たまたま横の、男の人4人組に声かけられて…」
「ほう」
「でね?その中の女の子2人が彼氏いなくて、
その中の男の人のことカッコいい!一緒に飲みたい!って言い出して…」
「ふむ」
「杏寿郎さんもあるでしょ?断れない空気というか、その場のノリというか」
「ないな!」
「ぐっ…杏寿郎さんはないかもしれないけど、女子の中ではあるんです」
「で?」
「…で、一緒に飲みました……」
「ふーん?」
「も、もちろんわたしは彼氏いるってその場で言ったし、聞き役になったり存在消したりしたんで、!」
「そうか」
「ご、ごめんなさい……」