満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第6章 2回目の情事※《煉獄杏寿郎》
杏寿郎の素早く自身のTシャツを脱ぐ様を、波奈はドッドッと鼓動を感じながらじっと眺めた。
鍛え上げられた杏寿郎の上半身に、波奈のお腹の奥がキュンと締め付けられるような気がした。
杏寿郎は履いてるハーフパンツに手をかけると、波奈の視線にふと気づいた。
「…そんな見つめられると照れるな」
「あっ…いえ、っごめんなさい…っ
か、かっこいいなと…」
「ん…ありがとう」
(…杏寿郎さん照れてる…)
波奈は見たこともないような杏寿郎の表情に、嬉しい気持ちがじんわり広がってきた。
カタンとベッド脇のチェストの引き出しを開けて、コンドームを取り出す。杏寿郎はそこに入れてあったローションにふと目をやる。
うーん、ローションは今日はいるだろうか…
一瞬考えがよぎる。
初めて致したときは、スムーズに事が進むように用意した。
波奈は充分濡れているし、なくてもできるかもしれないが、波奈の負担を考えたら…
「…どうかされました…?」
固まってる杏寿郎に波奈が声をかけた。
「あぁ。いや。これ、どうしようか?」
ローションを取り出し波奈に見せてやると、
波奈は顔を赤くさせた。
「えっ…」
「塗るか?」
「えっ…っそれ、は、どっちでもいいというか、わかんないです…」
波奈にしてみれば、初夜のときに、挿入する際にソコにベタっと塗りたくられた。
ひんやりとした感触が少々気持ち悪かったが、
スル、と杏寿郎のモノを受け入れるときは助けられた気がする。
が、どうすると聞かれても、波奈はよくわからない。
ドギマギしているうちに、杏寿郎は自身のそそり立つソレにコンドームを装着し終え、波奈の足の間に割り入った。