満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第6章 2回目の情事※《煉獄杏寿郎》
杏寿郎の寝室は窓際にベッド、その横に小さなチェスト。
あとはクローゼットと、非常にシンプルである。
杏寿郎は波奈を寝室へと導いて、
寝室のドアをバタンと閉めると、波奈をぎゅっと抱きしめて優しく口付けした。
オレンジ色のライトは、杏寿郎の姿をなんとも色気があるように映し出し、クラクラとめまいがしてきそうだ。
「きゃあ!」
「波奈は軽いな!」
杏寿郎は、波奈を横に向けて抱き上げ、ベッドへ下ろした。
いきなり抱き上げるものだからびっくりして声を出してしまった。
どきどきという自分の鼓動がうるさく感じる。
杏寿郎は波奈にもう一度深く口付けする。
舌を絡め、ちゅ、と音がする。
波奈もそれに応えるように、舌を同じように絡めていった。
夢中になって2人とも口付けを交わす。
いよいよ気持ちは昂っていった。