満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第6章 2回目の情事※《煉獄杏寿郎》
「波奈?」
「はい?!ーーーってええ?!」
波奈は顔を赤くして手で顔を覆った。
「ちょ、早く服着てくださいよっ!」
杏寿郎はお風呂上がり、下はハーフパンツに、上半身は裸で、肩にタオルをかけたままだった。
髪をタオルでわしゃわしゃと乾かしながら、ぼんやりしている波奈に声をかけると、波奈は杏寿郎の姿を見るなり顔を赤らめてしまった。
波奈は杏寿郎の鍛え上げられた上半身を直視できず、どぎまぎと慌てている。
「んーー?」
「いや、んー?じゃなくって!」
杏寿郎は波奈を揶揄うようにニヤっとしながら波奈の顔を覗き込んだ。
「今から脱ぐのに、着る必要もないと思ってな」
「ーーーーえ、」
波奈はさらに顔を赤らめた。
「も、杏寿郎さんのすけべ!風邪ひくので着てください!
わたしもお風呂はいってきますから!」
波奈はぷいっとそっぽを向きながらお風呂場へと消えていった。