満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第5章 その後の話※《煉獄杏寿郎》
ーーー少しいじめすぎたか…
波奈の顔を真っ赤にして涙を流しているのを見て少し反省する。
「ーーーすまない、波奈。
君があまり可愛くて。
無理をさせすぎた」
「…っうう…っ辞めてって言ったのに…っ」
「うっ… すまない。止まらなかった…」
「…変態教師」
「………うん?」
ぼそっと小さい声で言った波奈の言葉を聞き返す。
杏寿郎は波奈のほっぺを片手でむにっと掴んだ。
「元先生に対してその口の聞き方はいかがなものだ?沢田」
「ご、ごめんなひゃい」
2人で顔を見合わせて笑った。
「先生のベッドのシーツ汚しちゃった…ごめんなさい」
「それは全く構わない。ーーーーそしてもうそろそろ、俺が限界なのだが、いいだろうか?」
杏寿郎は波奈の顔を覗き込んで、
そしてネクタイを片手にひっかけて緩めた。