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Time to Time ーAS・Lー
第26章 勧誘は彼女の笑顔と共に
いつの日か、あの桜の木の下で、じっと海を眺めるユキに尋ねたことがあった。
どうしてそんなに無理するのか、と。すると、エースにはバレるか・・・と苦笑したユキは言ったのだ。
『私、ユウにずっと守られてたことがわかって・・・・命を、大切にしようと思ったの。だから、これからの人生、私は誰よりも、幸せそうに笑って生きていくっ・・・だから見ててっユウ!』
海向かって叫ぶユキに、ハハハッ、と笑ってしまったエースは、その姿を眩しそうに見つめた。
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